【立札・名前の書き方】知っておきたい立札の基礎知識

訃報の連絡を受けお供え花をおくる際には、誰からおくられたものかがわかるように「立て札」をつけることがマナーです。ここでは、立て札の種類や、名前の書き方など知っておくべき立て札の基礎知識について紹介します。

立て札とは?

「立て札」とは、お祝いの花やお供え花につける木製の立て札のことです。「誰からどのような意図でおくられたのか」がわかるようにするために、お祝い花やお供え花に立て札をつけることが一般的です。

「立て札」や「立札」と呼ばれ、どちらでも問題はありません。立て札には、縦書きと横書きの2通りがありますが、お供えに付ける立て札は「縦書き」が一般的です。また、お供え花に立て札を付けるのは「仏式」の弔事の時ですので、宗教にも注意する必要があります。

立て札の種類

立て札には、お祝い札(慶事)とお供え札(弔事)の2種類の立て札があります。

お供え札

  • 飾り文字
  • 依頼主(送り主)の名前

お供え花の立て札は、「縦書き」のみです。

お供え札には、「飾り文字」と「依頼主(送り主)の名前」を必ず記載します。

飾り文字とは、立て札の一番上に記載する文字のことで、弔事であれば「供」「弔」などがありますが、地域の風習によって異なることがあります。お供え花には「故人の名前」は記載しないため、依頼主(送り主)の名前だけを記載します。

キリスト教の場合、お花を弔花としておくることもありますが、基本的に立て札はつけません。

お祝い札

お祝い札では、お祝い事のため縦書き・横書きなど細かい決まりはないため自由に選ぶことができます。

立て札の書き方

お供え用の立て札やお名前の書き方について、こちらを参考にご記入ください。

個人でおくる場合

<個人名のみ>  花咲太郎

<個人連名>   花咲太郎 花木次郎

連名でおくる場合は、肩書きの高い方から順番に記載します。縦書きの場合は、いちばん右側に肩書きの高い方の名前を記載します。

特に肩書きに違いがない場合は、五十音順にするとスマートです。

<ご夫婦>    花咲太郎 はな子 

夫婦でおくる場合は、夫の氏名をフルネームで右側に記載し、妻は名前のみを左側に記載します。

名字の列記はしないように気をつけてください。

法人でおくる場合

会社名         ○○会社

会社名+個人名     ○○会社 一花太郎

会社名+役職+個人名  ○○会社 代表取締役 一花太郎

部署や家族など複数でおくる場合

○○○○会社 営業部一同/子供一同、孫一同/友人一同/ファン一同

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新亜悪圧囲為医壱稲飲隠羽営栄衛益駅悦円艶塩旧亞惡壓圍…

まとめ

立て札は、お供え花やお祝い花をおくる際に、誰からおくられたものかがわかるようにつける木製の札のことです。お供え花につける立て札は、「縦書き」が基本です。訃報の連絡を受けて、お供え花をおくる際には、この記事を参考に、立て札をつけておくってください。

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